投稿日: Dec 3, 2019

Amazon SageMaker Processing は Amazon SageMaker の新しい機能で、前処理および後処理とモデル評価のワークロード向けのフルマネージド型機能です。

データの前処理または後処理とモデル評価のステップは、一般的な機械学習 (ML) ワークフローの重要な部分です。通常、これらのタスクは個別のインフラストラクチャで実行されます。このインフラストラクチャを複数のユーザーにわたって管理およびスケーリングするのは困難で、費用がかかります。これを達成するためにさまざまなツールを使用すると、かなりの手間がかかります。その結果、開発者やデータサイエンティストは、パフォーマンスとスケーリングのためのインフラストラクチャの調整にかなりの時間を費やすことになります。

Amazon SageMaker Processing を使用すると、データエンジニアリングとモデル評価のための分析ジョブを Amazon SageMaker で簡単かつ大規模に実行できます。SageMaker Processing は、トレーニングやホスティングなどの他の重要な ML タスクと組み合わせて、Amazon SageMaker に組み込まれたすべてのセキュリティとコンプライアンスの保証を備えた完全マネージド型の環境のメリットを享受できます。Amazon SageMaker Processing を使用すると、お客様は組み込みのデータ処理コンテナを使用するか、独自のコンテナを持ち込んでカスタムジョブを送信して管理インフラストラクチャで実行する柔軟性が得られます。送信されると、Amazon SageMaker は計算インスタンスを起動し、入力データを処理および分析し、完了するとリソースを解放します。

Amazon SageMaker Processing は、Amazon SageMaker が現在提供されているすべての AWS グローバルリージョンでご利用いただけます。詳細とサンプルノートについては、ドキュメントをご覧ください。この機能の使用方法については、ブログ記事をご覧ください。