投稿日: Dec 12, 2019
Amazon CloudFront のアクセスログは、CloudFront が受け取るユーザーリクエストのすべてに関する詳細情報を提供します。本日から、お使いの CloudFront アクセスログに、コンテンツの配信に対する可視性を向上させるための 7 つの追加データフィールドが表示されるようになります。例えば、x-edge-detailed-result-type フィールドでは特定タイプのエラーを識別し、sc-range-start/sc-range-end の各フィールドではリクエストされた範囲の詳細を確認できます。これらの新しいフィールドは、以前のログファイル形式との後方互換性を維持するために、各ログエントリの最後に追加されます。7 つの新しいデータポイントは以下の通りです。
- c-port – ビューワーからのリクエストのポート番号です。
- time-to-first-byte – リクエストを受信してから応答の最初のバイトを書き込むまでの秒数で、サーバーで測定されます。
- x-edge-detailed-result-type – 結果タイプがエラーの場合は、このフィールドに特定タイプのエラーが含まれます。
- sc-content-type – 応答の HTTP Content-Type ヘッダの値です。
- sc-content-len – 応答の HTTP Content-Length ヘッダの値です。
- sc-range-start – 応答に HTTP Content-Range ヘッダが含まれる場合は、このフィールドに範囲開始値が含まれます。
- sc-range-end – 応答に HTTP Content-Range ヘッダが含まれる場合は、このフィールドに範囲終了値が含まれます。
アクセスログの有効化は無料ですが、ログファイルの保存には S3 の標準料金が適用されます。アクセスログとログファイル形式に関する詳細については、CloudFront ドキュメントからウェブディストリビューションのログファイル形式を参照してください。