投稿日: Feb 5, 2020
Amazon QuickSight が、自動ナラティブの作成と編集が簡単に行える、全画面ナラティブエディタをリリースしました。自動ナラティブを使用すると、データに基づき作成した自然言語での概要表示が追加できます。これらのウィジェットは、ダッシュボード全体に埋め込むことができ、主要な洞察や発呼などを強調することができます。今回強化され全画面モードが使えるようになったエディタにより、こういったナラティブの構築が簡単になりました。また、このエディタでは、ナラティブの修正中、それがどう反映されるかを簡単に確認できるプレビューを即座に構築することもできます。加えて、このエディタでは、ナラティブに静的および動的な URL を挿入できます。これにより、パラメータの一部をカスタムのコンピューティング関数で決定する URL を作成できます。全画面エディタに関する詳細については、こちらをご参照ください。
QuickSight からの今回のリリースでは、ML による異常検出機能の強化も行われています。これらの機能強化により、異常値のしきい値をユーザーが定義できるようになりました。たとえば、想定値と実際の値との間にある差が、絶対値もしくはパーセンテージで指定した幅を超えたときに、E メールのみで異常値のアラートを受け取る、といった設定が可能です。この機能により、データ内にある異常値のパターンから、ビジネスへの影響を考慮すべきものを優先することができます。異常値のしきい値に関する詳細については、こちらをご参照ください。
これらのすべての機能は、米国東部 (バージニア北部およびオハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン)、アジアパシフィック (ソウル、シンガポール、シドニー、東京) のすべての QuickSight リージョンにおいて、Enterprise Edition で利用可能です。