投稿日: Feb 26, 2020
Amazon RDS for MariaDB が AWS GovCloud (米国) リージョンで MariaDB 10.3 のサポートを開始しました。MariaDB 10.3 は、Oracle との互換機能を強化し、データベースの過去のある時点にさかのぼったクエリ実行が可能になり、さらに開発者およびデータベース管理者向けの柔軟性や管理しやすさが特色となっています。
ハイライトは以下のとおりです。
- Oracle 互換機能: PL/SQL 互換パーサー、シーケンス、UNION を補完する INTERSECT および EXCEPT、新しい ROW タイプおよび TYPE OF 格納機能、隠しコラム。
- 一時データ処理: システムバージョニングテーブルで、データベースの過去および現在の時点においてクエリを実行可能。
- 柔軟性: ユーザー定義によるアグリゲーション、ストレージから独立したコラム圧縮、プロキシがクライアント IP アドレスのサーバーへの中継を可能にするプロキシプロトコルのサポート。
- 管理しやすさ: ADD COLUMN の即時オペレーション、ファストフェイルなデータ定義言語 (DDL) オペレーション。
Amazon RDS for MariaDB 10.3 の詳細や、お使いのデータベースインスタンスのアップグレード方法については、Amazon RDS ユーザーガイドを参照してください。Amazon RDS マネジメントコンソールでのわずか数回のクリックで、新しい Amazon RDS for MariaDB 10.3 データベースインスタンスの開始、または、現在お使いのインスタンスのアップグレードが可能です。