投稿日: Feb 26, 2020
AWS Nitro System は、最新世代の Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) の基盤となるプラットフォームであり、AWS によるイノベーションの迅速化、お客様のさらなるコスト削減、セキュリティの強化や新しいインスタンスタイプなどの利点がもたらされます。2019 年 12 月 3 日には、EC2 C5/C5d/C5n、M5/M5d/M5n/M5dn、R5/R5d/R5n/R5dn、P3dn、High Memory インスタンス (6、9、12 TB) における Amazon EBS 最適化パフォーマンスの 36% 向上を発表しました。本日、このパフォーマンスの向上が、EC2 G4dn、I3en、Inf1、M5a/M5ad、R5a/R5ad、T3/T3a、z1d インスタンスを含む Amazon EC2 インスタンスにも新たに広がりましたことを発表いたします。
このパフォーマンスの向上により、EBS 最適化インスタンスのパフォーマンスに依存しているワークフローのセクションごとの高速化が実現します。ストレージ集中型のワークロードでは、比較的小さいインスタンスサイズを使用しても必要な EBS 最適化インスタンスのパフォーマンスを実現できるため、費用の節約につながります。今回のパフォーマンスの向上により、EBS 最適化インスタンスの需要において想定外のスパイクが発生した場合でも、アプリケーションのパフォーマンスに影響を及ぼすことなく対処できるようになりました。
本日より、EC2 G4dn、I3en、Inf1、M5a/M5ad、R5a/R5ad、T3/T3a、および z1d のすべての新しいインスタンスで、追加料金が不要でこのパフォーマンス向上をご利用できます。既存のインスタンスでこのパフォーマンス向上を有効にするには、インスタンスを一旦停止して再起動してください。各インスタンスサイズでのパフォーマンス向上の詳細については、こちらをご参照してください。