投稿日: Feb 14, 2020
AWS Config は、すべての Amazon 商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンで、Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS) のサポートを開始しました。AWS Config は、AWS アカウントにおける AWS リソースの設定の詳細な表示を提供します。これには、リソースが相互にどのように関連しているか、および、リソースが過去にどのように設定されたかが含まれており、設定と関連性の変遷が確認できます。
このリリースにより、Amazon SQS キューの設定の変更を追跡できるようになりました。例えば、キューのポリシー、バージョン、タグ、メッセージ設定 (メッセージサイズ、可視性タイムアウト)、サーバー側の暗号化、先入れ先出し (FIFO) キュー設定などです。また、変更がトリガーされる AWS Config ルールを作成して、これらの変更が内部ガバナンスポリシー、規制標準、およびベストプラクティスに継続的かつリアルタイムで準拠しているかどうかを確認するのに役立ちます。
AWS Config コンソールあるいは AWS CLI を使ってアカウントで AWS Config を有効にすることによって使用を開始できます。変更を追跡したいリソースのタイプを選択してください。以前すべてのリソースタイプを記録するように AWS Config を設定していた場合、Amazon SQS リソースは自動的にアカウントに記録されます。
Amazon SQS は、完全マネージド型のメッセージキューイングサービスで、マイクロサービス、分散システム、サーバーレスアプリケーションの疎結合化とスケーリングが可能です。Amazon SQS は、メッセージ指向ミドルウェアの管理や運用に関連した、複雑さやオーバーヘッドを取り除くことができるので、開発者は差別化する作業に集中できます。
これらの機能の使用に、Amazon SQS の追加料金は発生しません。設定項目および AWS Config ルールには、AWS Config 料金が適用されます。AWS Config によりサポートされているすべてのサービスの一覧については、サポートされている AWS リソースタイプのウェブページを参照してください。