投稿日: Mar 3, 2020
Amazon Elasticsearch Service で、定期的なインデックス管理アクティビティを自動化できるようになりました。以前は、Elasticsearch 内のデータライフサイクルを管理するために追加ツールを使用する必要がありました。たとえば、顧客は多くの場合、運用ログのインデックスを毎日設定し、夜の間にロールオーバーして、30 日後に最も古いインデックスを削除します。Index State Management を使用して、インデックスの経過時間、サイズ、その他の条件に基づいて、Amazon Elasticsearch Service ドメイン内からすべての操作を自動化するポリシーを作成できるようになりました。
Index State Management を使ってルーチンタスクのカスタム管理ポリシーを定義し、それらをインデックスおよびインデックスパターンに適用できます。各ポリシーには、デフォルトの状態と、移行するインデックスの状態一覧が含まれています。各状態内で、実行するアクションのリストと、移行をトリガーする条件を定義できます。
Index State Management は、Elasticsearch の Apache 2.0 ライセンスディストリビューションである Open Distro for Elasticsearch に実装されています。Open Distro for Elasticsearch の詳細については、ウェブサイトを参照してください。
Index State Management は Elasticsearch 7.1 以降を実行しているドメインで利用可能です。詳細については、ドキュメントを参照してください。
Index State Management は、世界各地の 21 のリージョンにわたる Amazon Elasticsearch Service ドメインで使用できます。それらのリージョンは、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン、北カリフォルニア)、AWS GovCloud (米国東部、米国西部)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、欧州 (アイルランド、ロンドン、フランクフルト、パリ、ストックホルム)、アジアパシフィック (シンガポール、シドニー、東京、ソウル、ムンバイ、香港)、中国 (北京 – Sinnet による運営、寧夏 – NWCD による運営) です。Amazon Elasticsearch Service の提供状況の詳細については、AWS リージョンの表をご覧ください。