投稿日: Mar 6, 2020

クラウド規模でシミュレーションを簡単に実行できるサービスである AWS RoboMaker は、ロボットアプリケーションおよびシミュレーションアプリケーションの GUI ストリーミングのサポートを開始しました。この新機能により、開発者は自分の GUI 対応ツールを AWS RoboMaker コンソールからストリーミングできます。たとえば開発者は、シミュレーションジョブの実行時にロボットを設定および制御するモバイルアプリケーションのインターフェイスをストリーミングできます。開発者はこの新しい機能を利用することで、ロボットアプリケーションやシミュレーションアプリケーションの一部として自分の GUI 対応ツールをバンドルするだけで、アプリケーションの GUI ストリーミングを有効にできます。  

AWS RoboMaker は、アプリケーション開発用のロボット工学開発環境、アプリケーションテストを加速させるロボット工学シミュレーションサービス、リモートでのアプリケーションのデプロイ、更新、管理を可能にするロボット工学フリート管理サービスを提供します。また、AWS RoboMaker は、最も普及しているオープンソースのロボット工学ソフトウェアフレームワークである Robot Operating System (ROS1 と ROS2) をクラウドサービスに接続することによって拡張します。これには、AWS の機械学習サービス、モニタリングサービス、分析サービスが含まれており、ロボットがデータをストリーミングし、移動し、意思疎通し、理解し、学習することを可能にします。開始するには、RoboMaker のウェブページをご覧いただくか、RoboMaker コンソールでサンプルのシミュレーションジョブを実行してください。 

AWS RoboMaker は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール) の各リージョンで利用できます。