投稿日: Mar 4, 2020

Amazon Elastic Container Registry (ECR) は本日、コンテナイメージをプッシュおよびプルする際に API の使用を確認し、積極的に管理できる 3 つの新しい拡張機能を導入しました。まず、イメージをプッシュおよびプルする回数について、Amazon CloudWatch 使用状況メトリックで最新の API メトリックを取得し、運用上で必要な可視性を提供します。次に、AWS サービスクォータを使用して、承認済みのアカウントレベル API クォータ (制限とも呼ぶ) を表示できるようになり、同じ場所からクォータの増加を簡単に確認してリクエストできるようになりました。次に、これらの新しい API メトリックはクォータに対して自動的に追跡されるため、使用量が制限に近づくにつれて傾向とアラームを発します。使用率を管理し、異常なアクティビティを特定するのに役立ちます。 

AWS サービスクォータを使用すると、コンテナワークロードの増加に応じて、クォータを簡単に表示して管理できます。ECR API クォータは、1 秒間に実行できる継続 ECR コマンドの最大数です。デフォルトおよび承認済みのアカウントごとの ECR クォータを表示し、アカウントのサービスクォータを使用して簡単に引上げをリクエストできます。詳細については、サービスクォータのドキュメントをご覧ください。 

CloudWatch は、プルされたイメージの数に相当する BatchGetImage カウントなどの ECR API メトリックを収集します。このような各 API メトリックにより、これらの ECR コマンドを使用してイメージをプッシュおよびプルするレートを確認できます。これらのメトリックは API クォータとも統合され、使用状況を自動的に追跡し、使用率を積極的に管理するのに役立ちます。詳細については、CloudWatch 使用状況メトリックのドキュメントをご覧ください。 

CloudWatch での API 使用とアカウントごとのクォータと統合されたメトリックにより、ECR は、AWS でコンテナワークロードを実行するときに API 操作を簡単かつ積極的に管理するために必要な可観測性を提供します。これらの新しい拡張機能は、ECR、CloudWatch メトリック、サービスクォータが利用可能な場合にご利用いただけます。詳細については、AWS リージョンの表を参照してください。これらの新しい ECR モニタリング機能については、ドキュメントページをご覧ください。