投稿日: Apr 3, 2020
本日より、Amazon RDS for SQL Server は、AWS リージョン内の分散型可用性グループを使用してリードレプリカをサポートします。Amazon RDS for SQL Server では、分散型可用性グループの設定を完全に管理し、プライマリ DB インスタンスとそのレプリカ間の安全なネットワーク接続を維持することによって、プライマリ DB インスタンスと同じ AWS リージョンにレプリカを簡単に作成できます。
リードレプリカ機能は、常時稼動可用性グループを使用したマルチ AZ 設定の SQL Server エンタープライズエディションでサポートしています。この機能により、RDS SQL Server のお客様は読み取りワークロードをプライマリ DB インスタンスからレプリカにオフロードできます。また、最大 5 つのリードレプリカのファームにわたる高負荷の読み取りワークロードのスケーラビリティもサポートされます。リードレプリカでは、プライマリ DB インスタンスに障害が発生した場合に指定されたリードレプリカを新しいスタンドアロンのデータベースとして昇格させることで、非常に優れた可用性を実現することもできます。
リードレプリカは、標準 DB インスタンスと同じ料金で請求されます。標準 DB インスタンスと同様、リードレプリカに対する「DB インスタンス時間」ごとの料金は、リードレプリカの DB インスタンスクラスで決まります。
リードレプリカの詳細については、Amazon RDS ユーザーガイドをご参照ください。
Amazon RDS for SQL Server を使用すると、クラウドでの SQL Server 配備の設定、操作、拡張が簡単になります。料金の詳細や利用できるリージョンについては、Amazon RDS for SQL Server の料金を参照してください。