投稿日: Apr 24, 2020
AWS DataSync を使用して、NFS サーバー、SMB サーバー、Amazon S3 バケット、Amazon Elastic File System (EFS) ファイルシステム、および Amazon FSx for Windows ファイルサーバーファイルシステム間でコピーされたファイルとオブジェクトの詳細なロギングを有効にできるようになりました。個々のファイルのロギングにより、特定の時間に転送されたもの、および DataSync によって実行されたコンテンツの整合性検証の結果を特定できます。これにより、モニタリング、レポート、トラブルシューティングが簡略化され、関係者にタイムリーな更新を提供できます。
DataSync タスクを作成または編集するときに、Amazon CloudWatch ロググループを指定して、詳細なロギングを選択できます。DataSync は、転送された各ファイルまたはオブジェクトの名前、サイズ、およびタイムスタンプを記録します。コンテンツがソースストレージに対して検証されると、各ファイルまたはオブジェクトに対して 2 番目のログエントリが発行されます。これらの新しい CloudWatch Logs と、DataSync コンソールに埋め込まれた既存の CloudWatch グラフ、および DataSync によって公開された CloudWatch メトリクスの組み合わせにより、スループットやファイルレベルの転送ステータスなど、データ転送のエンドツーエンドのモニタリングが可能になります。DataSync は、通知のトリガーやタスクの最後の後処理の自動化に使用できる CloudWatch イベントも公開します。
この新しいロギングオプションは、AWS DataSync を利用できるすべてのリージョンで利用可能です。ロギングを有効にすると、CloudWatch Logs の料金が適用されます。詳細については、DataSync のドキュメントを参照するか、AWS DataSync コンソールにログインして使用を開始してください。