投稿日: Apr 8, 2020

AWS Elemental MediaConnect は、あるフローに向かう 2 つのライブソースの間のフェイルオーバーのサポートを開始しました。1 つのソースに障害が発生した場合、MediaConnect は 2 つ目のソースにフェイルオーバーすることができ、ライブ動画伝送の復元力が向上します。これは、復元力および自動フェイルオーバーを追加することによって、ライブビデオストリームの中断のない取り込みおよび伝送を提供するものです。2 つのソースが準拠している場合は、SMPTE-2022-7 標準 (パケットレベルでのシームレスな保護スイッチング) が使用されます。準拠していない場合は、アクティブ/アクティブフェイルオーバーが使用されます。詳細については、MediaConnect ユーザーガイドをご覧ください。

さらに、AWS Elemental MediaLive は、ライブチャネルの入力として使用される (MediaConnect、他の UDP/RTP トランスポートストリームソース、または RTMP ソースからの) 2 つのライブプッシュソースの間の自動フェイルオーバーのサポートを開始しました。このリアルタイムのインテリジェントなフェイルオーバーメカニズムにより、MediaLive 入力の冗長度が緩和され、ライブビデオストリームに高レベルの復元力が提供されます。フェイルオーバー後、プライマリソースが正常な状態に戻ったときにプライマリソースに戻るか、入力にセカンダリソースを引き続き使用するかを選択できます。アラートとログが提供されるため、実行されたアクションを識別し、ステータスを確認できます。詳細については、MediaLive ユーザーガイドをご覧ください。 

AWS Elemental MediaConnect は、信頼性が高く、安全で、柔軟性のあるライブ動画伝送サービスです。放送事業者とコンテンツ所有者は、ライブ動画ワークフローを構築し、パートナーや顧客と安全にライブコンテンツを共有できます。

AWS Elemental MediaLive は、ブロードキャストグレードのライブ動画処理サービスです。テレビ放送やインターネット接続のマルチスクリーンデバイス (インターネット接続対応の TV、タブレット、スマートフォン、セットトップボックス) での配信用に、高品質なライブビデオストリームを作成できます。

MediaConnect および MediaLive を利用できるすべての AWS リージョンの一覧は、AWS リージョン表をご覧ください。