投稿日: Apr 8, 2020
AWS Elemental MediaPackage では、動画ストリームを個々のデバイスの性能に合わせてデバイス向けに、または個々のエンドユーザーグループのサブスクライバーのステータスや優先言語に合わせてエンドユーザーグループ向けにカスタマイズするためにマニフェストフィルタリングを活用できるようになりました。音声言語、音声サンプルレート、ビデオコーデック、ビデオビットレートの基準などによってトラックを選択するフィルタを最大で 4 個まで構成できます。フィルタはすべてのサポートされている形式、ライブおよび VOD エンドポイント向けに、マニフェストごとに高水準で絞り込まれたバリアントを作成するために組み合わせられます。この機能は特定の視聴者に合わせてカスタマイズされ、絞り込まれたビデオコンテンツにより、全体的な視聴体験を改善します。マニフェストフィルタリングを設定する方法については、ドキュメントページを参照してください。
MediaPackage ではタイムシフトマニフェストや Live-to-VOD マニフェストの最大長をすべての出力タイプで 24 時間に延ばすこともできます。つまり、終日続くライブイベントがある場合、すべてのプログラムタイムラインを 1 つのマニフェストにまとめることができるようになりました。この改善を利用するには、タイムシフト表示と Live-to-VOD 機能のドキュメントページを参照してください。
MediaPackage MP4 VOD 取り込みもまた、VOD 取り込みに使用される SMIL ファイルの音声および字幕言語用により多くの分かりやすいネーミング規則をサポートするよう改善されました。新しいパラメータの詳細については、SMIL ファイルの作成のドキュメントページを参照してください。
MediaPackage は単独で機能することも、クラウドベースの動画ワークフローの基盤となるサービスファミリー、AWS Elemental メディアサービスの一部として機能することも可能で、動画の転送、作成、パッケージ化、収益化、配信に必要な機能を提供します。
AWS Elemental MediaPackage を利用できる AWS リージョンの詳しいリストは AWS のリージョン表をご覧ください。