投稿日: Apr 21, 2020

AWS Cost Categories (GA) を使用することで、コストと使用量の情報を、チーム、コストセンター、地域、用途、その他の組織構造とコスト配分の必要性に応じて正確に分類できるようになりました。Cost Categories の使用により、これらの固有のカテゴリを作成し、どのコストが各カテゴリに属するかを示すルールを記述できます。固有のカテゴリを定義した後は、AWS Cost Explorer、AWS Budgets、AWS のコストと使用状況レポート (CUR) など、各製品スイートの AWS コスト管理で Cost Categories を使用し、コストを表示、追跡、および最適化できます。

Cost Categories を使用することで、カテゴリルールビルダーを通じてコストをマッピングできます。カテゴリルールの記述には、AWS Cost Categories ルールビルダー、JSON エディター、または API を使用できるので、アカウントのグループは固有の単位として分類されます。Cost Explorer、Budgets、CUR で複数のアカウントをフィルタリングする代わりに、1 つのビジネスユニットごとにフィルタリングするだけで、費用を監視できます。

コストの分類に多数あるフィルタリングディメンションとオペレーションを使用できます。アカウント、タグ、サービス、課金タイプごとにフィルタリングできるので、ニーズを基にコストをマッピングします。さらに、ルールビルダーでは、「Is、Is not、Contains、Starts With、Ends With」などの演算子を使用でき、より柔軟にコストを分類できます。コストのカテゴリとそれぞれの値を作成したら、製品スイートの AWS コスト管理全体でそれらを表示できます。

AWS Cost Categories の使用を開始するには、AWS Cost Categories ユーザーガイドをご覧ください。