投稿日: May 27, 2020

Amazon Elastic Container Service (ECS) は、Spinnaker v1.20 のコンテナヘルスチェックとロードバランサーの新しいユーザーインターフェイスのサポートを開始しました。ECS サービスと統合された Spinnaker デプロイパイプラインを通じてコンテナヘルスチェックを使用できるようになりました。また、Spinnaker 内で ECS サービスのロードバランサーを表示およびフィルタリングして、同じツールで ECS サービスのロードバランサーとデプロイパイプラインを確認することもできます。

Spinnaker デプロイパイプラインを通じてデプロイされた ECS コンテナ化アプリケーションは、コンテナのヘルスチェックを使用して、コンテナがリクエストを受け入れる準備ができているかどうかを判断できるようになりました。以前は、コンテナヘルスチェックは Spinnaker で設定できましたが、ECS のデプロイ中には評価されませんでした。これで、ECS サービスへのデプロイは、設定されたコンテナのヘルスチェックが完了するのを待ってから続行されます。さらに、[Load Balancer Infrastructure] タブ内で、ECS サービスに関連付けられたロードバランサー、リスナー、ターゲットグループを表示できます。これにより、AWS マネジメントコンソールではなく、Spinnaker 内の ECS サービスで使用されているロードバランサーを表示してフィルタリングできます。

  • リリースの詳細については、Spinnaker リリースノートをご覧ください。
  • ECS で Spinnaker パイプラインをセットアップするには、Spinnaker のドキュメントをご覧ください。
  • コンテナのヘルスチェックの詳細については、ECS の ドキュメントをご覧ください。