投稿日: May 20, 2020

Amazon Transcribe は、音声をテキストに変換する機能をアプリケーションに簡単に追加できるようにする自動音声認識 (ASR) サービスです。本日から、オーディオストリームを文字起こしするときに、指定した語彙に基づいて、文字起こしの結果から特定の用語を自動的にマスク、削除、またはタグ付けするよう、Amazon Transcribe に指示できます。たとえば、語彙フィルターを使用して、書き起こし結果から冒とく的な単語を自動的に削除し、コンテンツを管理したり、家族向けのキャプションを生成したりできます。語彙フィルターを 1 回作成すると、複数のオーディオストリームを処理するときにそれを使用できます。複数の語彙フィルターを作成し、特定のオーディオストリームに使用する語彙フィルターを選択することもできます。このリリースにより、Amazon Transcribe のバッチ API とストリーミング文字起こし API の両方で語彙フィルタリングが利用できるようになりました。

文字起こしストリーミングを使用すると、コンタクトセンターへの通話の文字起こしを行ったり、メディアでの生放送のキャプションを自動生成したり、ビジネス生産性向上のために会議のメモを記録したりするなど、さまざまなユースケースで効率的かつ正確に文字起こしが可能となります。 

Amazon Transcribe ストリーミングサービスが利用できるすべての AWS リージョンで、追加費用なしで、語彙フィルタリングをストリーミングの文字起こしに使用できます。詳細については、Amazon Transcribe のドキュメントページをご覧ください。