投稿日: May 19, 2020
AWS Elastic Beanstalk でアプリケーションコードをデプロイする際に、トラフィック分割デプロイポリシーを選択できるようになりました。これは、Elastic Beanstalk が現在サポートしている 4 つの既存のデプロイポリシー (1 回にすべて、ローリング、追加バッチとローリング、変更不可) に追加されたものです。
トラフィック分割デプロイポリシーを使用して、Application Load Balancer を使った Elastic Beanstalk ウェブサーバー環境で実行中のアプリケーションを更新できるようになりました。このデプロイポリシーは、アプリケーションコードへの変更を確定する際にアプリケーション障害のリスクを軽減したい本番環境での更新に適しています。トラフィック分割デプロイでは、デプロイを完了する前に、設定可能な割合の本番トラフィックの下で新しいアプリケーションバージョンの状態をモニタリングできます。デプロイが失敗した場合、トラフィック分割デプロイが自動ロールバックメカニズムをトリガーします。アプリケーションのダウンタイムはありません。新旧のアプリケーションバージョンでの負荷の変化にあわせて、デプロイプロセス全体で着信トラフィックを処理するインスタンスがあります。
トラフィック分割デプロイを使用する場合、本番トラフィックの割合と、デプロイを完了する前に新しいアプリケーションバージョンをモニタリングする時間を指定できます。デプロイの開始後、Elastic Beanstalk イベントをリアルタイムで追跡することで、新しいアプリケーションバージョンの状態をモニタリングできます。Elastic Beanstalk ログからトラフィック分割デプロイイベントを取得することもできます。開始するには、Elastic Beanstalk コンソール、Elastic Beanstalk CLI、または Elastic Beanstalk API を使用して、トラフィック分割デプロイポリシーを選択します。トラフィック分割デプロイポリシーの詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。詳細については、リリースノートをご参照ください。
GitHub で公開されている AWS Elastic Beanstalk ロードマップに沿って、最近リリースされた機能や今後の機能に関する更新を入手し、ご希望のサポートについてフィードバックをご提供いただけるようになりました。AWS Elastic Beanstalk の詳細については、以下をご参照ください。