投稿日: May 26, 2020

本日より、AWS Systems Manager Explorer は、ワークロードのコストとパフォーマンスを改善するのに役立つ AWS Compute Optimizer のレコメンデーションの概要の提供を開始します。Systems Manager Explorer は、運用のダッシュボードであり、パッチのコンプライアンスやインスタンスの詳細などの運用データのビューを提供し、運用上の問題を調査および修正する必要がある場所を確認するのに役立ちます。Compute Optimizer は、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスのレコメンデーションを提供するため、最大の影響をもたらす最適化の機会をすばやく特定できます。Systems Manager Explorer の 1 つの集約ビューで、すべての運用データと Compute Optimizer のレコメンデーションを確認できるようになりました。

この新機能により、Systems Manager Explorer を使用して、複数のアカウントまたは組織全体にわたる Compute Optimizer のレコメンデーションを表示できます。さらに、Compute Optimizer の概要でレコメンデーションを選択して、現在のインスタンスタイプ、推奨されるインスタンスタイプ、両者の料金の差など、EC2 インスタンスの詳細のリストを表示できます。次に、このデータをフィルタリングし、結果をコンマ区切り値 (.csv) ファイルにエクスポートして、Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) 通知を発行できます。Systems Manager Automation を使用してインスタンスのサイズを変更し、推奨される EC2 インスタンスタイプに変更することもできます。

この新しい機能は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、および南米 (サンパウロ) の AWS リージョンで利用できます。

使用を開始するには、Systems Manager の左側のナビゲーションメニューで [エクスプローラー] を選択します。詳細については、AWS Systems Manager の製品ページおよび AWS Systems Manager Explorer のドキュメントをご覧ください。