投稿日: Jun 4, 2020

Amazon Aurora (PostgreSQL 互換) で Aurora PostgreSQL グローバルデータベース設定に目標復旧時点 (RPO) のサポートが追加されました。

グローバルデータベースはデータベース設定のひとつで、これを使用することにより、プライマリークラスターのリージョンとは別に 1 か所の AWS リージョンで、最大 5 つのセカンダリクラスターを作成できるようになります。これらのクラスターは低い目標復旧時点 (RPO) と目標復旧時間 (RTO) で、ストレージベースのレプリケーションを使用して保守されます。マネージド RPO を使用することで、グローバルデータベースが必要なデータ復元の時間枠内に自動的に収まるようにすることができます。

マネージド RPO はレプリケーションの誤差をモニタリングし、少なくともセカンダリクラスターのひとつが目標の RPO 時間枠内に収まるようにします。すべてのセカンダリクラスターが目標 RPO から脱落した場合は、トランザクションはセカンダリークラスターのひとつが追いつくまで、プライマリークラスターで一時停止します。

マネージド RPO は最近リリースされた Aurora PostgreSQL 11.7 および 10.12 で設定できます。詳細については、ドキュメントを参照してください。

Amazon Aurora は、ハイエンドな商用データベースのパフォーマンスと可用性、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性を兼ね備えています。Amazon Aurora は、一般的な PostgreSQL データベースと比べてパフォーマンスが最大 3 倍優れており、さらにより高いスケーラビリティ、耐久性、セキュリティを備えています。詳細については、Amazon Aurora の製品ページをご覧ください。