投稿日: Jun 8, 2020

Amazon Elastic Container Service (ECS) のクラスターの自動スケーリングは、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、中東 (バーレーン)、南米 (サンパウロ)、アジアパシフィック (香港)、Sinnet 運営の中国 (北京)、および NWCD 運営の中国 (寧夏) の 7 つの追加リージョンで利用可能になりました。

ECS のクラスターの自動スケーリングを使用すれば、Amazon EC2 インスタンスを使用する ECS クラスターが必要に応じて自動的にスケーリングし、クラスター内のすべてのタスクとサービスのリソース需要 (ゼロとの間のスケーリングも含む) を満たします。ECS のクラスターの自動スケーリングによるマネージド型のスケーリングにより、ECS でコンテナ化されたワークロードを実行する際の信頼性、スケーラビリティ、コストが改善します。 

ECS のクラスターの自動スケーリングは、ECS キャパシティープロバイダーコンストラクトを使用して、お客様に代わって Amazon EC2 Auto Scaling グループ (ASG) を管理します。以前は、ECS には ASG のスケーリングを直接管理する機能がありませんでした。代わりに、ECS の外部で ASG にスケーリングポリシーを手動で設定する必要がありました。またスケーリングに使えるメトリクスは、目的のタスクカウントを考慮せず、すでに実行されているタスクのみを考慮していました。ECS のクラスターの自動スケーリングでは、ASG のスケーリングポリシーは ECS キャパシティープロバイダーを介して ECS によって管理されます。キャパシティープロバイダーを設定して、ASG のマネージド型のスケーリングを有効にし、ASG で余剰キャパシティーを予約し、ASG でインスタンスの終了を管理することもできます。 

このリリースでは、ECS が利用可能なすべてのリージョンでクラスターの自動スケーリングを利用できます。使用を開始するには、ドキュメントをご覧ください。