投稿日: Jun 26, 2020

Amazon Transcribe は、音声をテキストに変換する機能をアプリケーションに追加できるようにする自動音声認識 (ASR) サービスです。本日より、AWS のお客様は、AWS PrivateLink を使って、パブリック IP を使用することなく、また、トラフィックがインターネットを経由するようにする必要もなく、Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) から Amazon Transcribe リアルタイムストリーミング API にアクセスできます。AWS PrivateLink では、Amazon のネットワークから出ることなく VPC と AWS のサービス間のプライベート接続が提供されます。

AWS PrivateLink を使用すると、ネットワークトラフィックを Amazon のネットワーク内に保つことができるため、簡単かつ安全に Amazon Transcribe ストリーミング API にアクセスできます。それとともに、内部ネットワークアーキテクチャを大幅に簡素化できます。また、Amazon Transcribe に接続するためにインターネットゲートウェイ、ネットワークアドレス変換 (NAT) デバイス、ファイアウォールプロキシを使用する必要がなくなります。 

文字起こしのリアルタイムストリーミングを使用すると、コンタクトセンターへの通話の文字起こしを行ったり、メディアでの生放送のキャプションを自動生成したり、ビジネス生産性向上のために会議のメモを記録したりするなど、さまざまなユースケースで効率的かつ正確な文字起こしが可能となります。 

Amazon Transcribe リアルタイムストリーミングの AWS PrivateLink サポートは、Amazon Transcribe ストリーミングサービスが利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。詳細については、Amazon Transcribe のドキュメントページをご覧ください。