投稿日: Jun 12, 2020

本日、AWS Service Catalog で、委任管理者ポートフォリオ共有機能がリリースされます。この機能により、管理者は複数の AWS アカウント全体で AWS サービスをより簡単に配布および管理できるようになります。Service Catalog の管理者は自社の AWS Organization に属す複数のメンバーアカウントからサービスを共有できるようになりました。 

この新機能を使用することで、管理者は組織と Service Catalog のポートフォリオを共有するために、特定のメンバーアカウントを委任できます。これらのアカウントは Service Catalog のハブアンドスポーク共有モデルでハブとなります。ハブアカウントの管理者は任意の組織ユニットまたはメンバーアカウントにポートフォリオを共有できます。その後、スポークアカウントの管理者はインポートされたポートフォリオへのアクセス権をエンドユーザーに付与します。これにより、Service Catalog 管理者は組織内で AWS サービスを共有するために複数のハブアカウント作成および管理する柔軟性を得ることができます。 

Service Catalog の委任管理者ポートフォリオ共有は、全 AWS 商用および GovCloud リージョンにおいて、AWS API、CLI、および Service Catalog コンソールを介して利用できます。詳細については、Service Catalog ポートフォリオ共有のドキュメントをご覧ください。