投稿日: Jun 3, 2020
本日より AWS Organizations のマスターアカウントに加え、お客様の組織の委任管理者アカウントから、複数のアカウントとリージョンをまたいで AWS Systems Manager Explorer の運用データを表示できるようになります。これによって別の運用アカウントに、運用データの表示と組織全体の問題の調査を委任できるようになるため、セキュリティと順応性が高まります。
この新機能を使用することで、組織のマスターアカウントは組織内の委任管理者としてメンバーアカウントに委任できるようになります。委任された管理者は、複数のアカウントとリージョンをまたいでデータを集約し、AWS コンソール、または AWS SDK や CLI を使用してこのデータを検索し、フィルタリングできます。
AWS Organizations は、AWS に存在する環境とワークロードの一元管理に役立ちます。伸び盛りのスタートアップでも大規模エンタープライズでも、Organizations は、請求の一元管理、アクセス、コンプライアンス、セキュリティの制御、そして AWS アカウント間でのリソース共有に活用できます。Systems Manager Explorer は、運用ダッシュボードであり、パッチのコンプライアンスやインスタンスの詳細などの運用データのビューを提供し、運用上の問題を調査および修正する必要がある場所を確認するのに役立ちます。
Systems Manager Explorer は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、および南米 (サンパウロ) の AWS リージョンで利用できます。
使用を開始するには、Systems Manager の左側のナビゲーションメニューで [Explorer] を選択します。詳細については、AWS Systems Manager の製品ページおよび AWS Systems Manager Explorer のドキュメントをご覧ください。