投稿日: Jun 8, 2020

Amazon CloudWatch Application Insights は、お客様のアプリケーションのオブザーバビリティを強化するいくつかの新機能の提供を開始しました。本日より、CloudWatch Application Insights は、Microsoft SQL Serverに加えて、2つのデータベース - MySQL と Amazon DynamoDB - に対するモニタリングサポートを拡張します。これにより、お客様は CloudWatch でこれらのデータベースのモニタリングを簡単に設定し、遅いクエリ、トランザクションの競合、レプリケーションのレイテンシーなどの一般的なエラーを検出できます。

これに加えて、お客様は、CloudWatch Application Insights のカスタムログとログパターンを、アプリケーション、オペレーティングシステム、基盤となるインフラストラクチャおよびその他のアプリケーションリソース全体からのメトリクス、ログ、トレース、イベントとともに監視できるようになりました。CloudWatch Application Insights は、お客様のログでこれらのカスタム定義の警告と誤ったパターンを探し、アプリケーションの正常性に影響を与える進行中の問題を検出してお客様に通知します。最後に、お客様は CloudWatch Application Insights を使用して、アプリケーションが使用する Amazon S3 バケットを、Amazon EC2、RDS、Lambda、SQS などの他のアプリケーションリソースとともにさらに監視できるようになりました。これらのすべての機能が一体となって、アプリケーションの状態についてのより幅広い可視性をお客様に提供するとともに、平均解決時間 (MTTR) の短縮をサポートします。

Amazon CloudWatch Application Insights は、.NET アプリケーションと、その基盤となる AWS リソースに対するオブザーバビリティを実現します。使用開始は簡単です。アプリケーションにとって重要な監視項目は、CloudWatch コンソールでの数クリックだけで設定できます。 検出された問題に関しては、CloudWatch Automatic Dashboards を使用して問題の詳細を可視化できるので、アプリケーション所有者は迅速なトラブルシューティングが行え、平均修復時間の削減が図れます。CloudWatch Application Insights は、すべてのパブリック AWS リージョンにおいて追加料金なしでご利用いただけます。お支払いいただくのは、CloudWatch で設定したデータモニタリングの料金のみです。詳細については、CloudWatch の開始方法ページ、および、ドキュメントページをご参照ください。