投稿日: Jun 4, 2020
AWS Elemental MediaConvert に、VP8 または VP9 ビデオと Vorbis または Opus オーディオを使用して WebM 出力をエンコードする機能が追加されました。この追加により、ブラウザベースおよびモバイルデバイスの再生用に動画を配信するためのフォーマットを選択するときの選択肢が広がります。
VP8 および VP9 エンコーディングは、MediaConvert Basic および Professional の両方の料金階層で利用できます。Basic の階層では、料金は 0.0135 USD/分からとなっています。 Professional の階層では、WebM 出力は、AWS クラウドのスケールと柔軟性を活用して動画ソースをより小さなセグメントに最適に分割し、より高速な並列処理を行う Accelerated Transcoding でエンコードできます。VP8 コーデックと VP9 コーデックはどちらもマルチパスまたはマルチパス HQ 品質モードで使用できるため、各ユースケースにおいて最もコスト効率の高い品質レベルを選択できます。VP8 および VP9 エンコーディング料金の詳細については、MediaConvert の料金ページをご覧ください。
MediaConvert を使用すると、オーディオおよび動画プロバイダーは、ブロードキャストおよびマルチスクリーン配信用のオンデマンドコンテンツを簡単かつ確実にトランスコードできます。MediaConvert は単独でも、AWS メディアサービスの一部として機能します。AWS メディアサービスはクラウドベースのワークフロー基盤を構成する一連のサービスで、音声や動画の転送、トランスコード、パッケージ化、配信に必要な機能を提供します。
MediaConvert が利用可能な AWS リージョンの一覧については、AWS リージョン表をご覧ください。MediaConvert の詳細については、製品ページをご参照ください。