投稿日: Jul 30, 2020
Amazon Elasticsearch Service は、Amazon ES を、Tableau と Microsoft Excel という 2 つの最も強力なビジネスインテリジェンスおよびデータ視覚化アプリケーションに簡単に接続できるようになりました。これを実現するために、Amazon ES-Tableau 統合と Amazon ES-Excel 統合を Amazon Elasticsearch Service の Open Distro for Elasticsearch SQL Engine に導入します。
Amazon Elasticsearch Service の Open Distro for Elasticsearch SQL Engine では、構造化クエリ言語 (SQL) を使用して、WHERE 句でドキュメントを行として、フィールドを列として、インデックスをテーブル名として表した表形式の検索結果を表示できます。Open Distro for Elasticsearch SQL Engine は、Elasticsearch の Apache 2.0 ライセンスディストリビューションである Open Distro for Elasticsearch を使用しています。このエンジンの主要な機能の 1 つは、Open Database Connectivity (ODBC) ドライバーで、Amazon ES をさまざまなビジネスインテリジェンス (BI) および分析アプリケーションに接続するのに役立ちます。ビジネスインテリジェンス (BI) との新しい統合や、Tableau や Microsoft Excel などのデータ視覚化アプリケーションを介して、ODBC ドライバーの機能を拡張しました。
ユーザーは、Amazon Elasticsearch Service を Tableau に接続して、Amazon ES と Tableau の統合を活用することで、Amazon ES から取得した検索結果に加えて、高度な視覚化データを作成できるようになりました。同様に、Amazon Elasticsearch Service を Microsoft Excel と接続して、Amazon ES- Excel 統合を使用して Amazon ES から取得したデータをより詳細に分析できます。このような Excel との統合により、ユーザーは 、Excel のセルフサービスビジネスインテリジェンス (BI) である Power Query などの高度な機能を使用して、CSV などの任意の形式で検索結果のデータをエクスポートできます。
Open Distro for Elasticsearch の詳細については、ウェブサイトを参照してください。Amazon ES- Tableau 統合および Amazon ES-Microsoft Excel 統合は、Elasticsearch 7.7 以降を実行しているすべてのドメインでサポートされています。詳細については、ドキュメントを参照してください。Amazon Elasticsearch Service の新しいバージョンの Elasticsearch および Kibana は、世界各地にある次の 24 のリージョンで利用できます。米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン、北カリフォルニア)、AWS GovCloud (米国東部、米国西部)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、欧州 (アイルランド、ロンドン、フランクフルト、パリ、ストックホルム、ミラン)、アジアパシフィック (シンガポール、シドニー、東京、ソウル、ムンバイ、香港)、中東 (バーレーン)、中国 (Sinnet が運営する北京 – NWCD が運営する寧夏)、アフリカ (ケープタウン)。Amazon Elasticsearch Service の提供状況についての詳細は、AWS リージョン表をご覧ください。