投稿日: Jul 23, 2020
Amazon Elasticsearch Service では、オープンソースの Elasticsearch 7.7、および対応する Kibana バージョンのサポートを開始しました。今回のマイナーリリースには、バグ修正や強化が含まれています。
このリリースでは、Lucene セグメントを開いたままにするために必要なヒープメモリの量を大幅に削減することで、クラスターの安定性が向上しています。また、関連するタイムスタンプを持つドキュメントを含まないシャードを除外することにより、時間ベースのインデックスをクエリするときに、より高速に結果を示すことができます。また Painless スクリプトでの正規表現のサポートも追加しました。
Elasticsearch 6.7 を実行する新規ドメインを作成できるようになりました。また、インプレース Elasticsearch バージョンアップグレードを使用して、既存の多くのドメインをダウンタイムなしでアップグレードできます。
Elasticsearch 7.7 を実行する Amazon Elasticsearch Service ドメインには、カスタム辞書、UltraWarm、クロスクラスター検索などの最近リリースされた機能のサポートが含まれています。このリリースには、異常検出のような機能のサポートや、Open Distro for Elasticsearch (Elasticsearch の Apache 2.0 ライセンスディストリビューション) のコンポーネントである SQL Workbench も含まれています。
Amazon Elasticsearch Service の新しいバージョンの Elasticsearch および Kibana は、世界各地にある次の 24 のリージョンで利用できます。米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン、北カリフォルニア)、AWS GovCloud (米国東部、米国西部)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、欧州 (アイルランド、ロンドン、フランクフルト、パリ、ストックホルム、ミラン)、アジアパシフィック (シンガポール、シドニー、東京、ソウル、ムンバイ、香港)、中東 (バーレーン)、中国 (Sinnet が運営する北京 – NWCD が運営する寧夏)、アフリカ (ケープタウン)。Amazon Elasticsearch Service の提供状況の詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。