投稿日: Jul 9, 2020

Amazon Forecast は、事前の ML の使用経験が不要で、機械学習 (ML) を使用して正確な予測を生成する、フルマネージド型サービスです。Amazon Forecast は、製品の需要予測、在庫計画、人事計画、クラウドインフラストラクチャ使用量の予測など、さまざまなユースケースで使用できます。 

本日より、Forecast 内でデータセットグループ、データセット、データセットインポートジョブ、予測子、予測、および予測エクスポートジョブにタグを割り当てることができるようになりました。各タグは、お客様が定義するキーとオプションの値で構成されるシンプルなラベルで、リソースをより簡単に管理およびフィルタリングすることができます。タグ付けを使用すると、Forecast リソースをより適切に管理および分類できるようになり、アクセス制御やセキュリティリスク管理の提供など、いくつかのユースケースを実現できます。

タグがない場合、複数のリソースやユーザーを持つエンタープライズまたは独立系ソフトウェアベンダー (ISV) では、リソースのロールまたはユーザーに適用されたポリシーの一環として各リソースの Amazon リソースネーム (ARN) を定義しなければなりません。これは、リソースやユーザーの数によっては手間がかかるプロセスになりかねません。この新しい機能を使用すると、タグを識別することにより、環境 (開発環境または本番環境のいずれか、など)、個別のアプリケーション、またはプロジェクトに基づいて、Forecast のリソースへのアクセスを簡単かつ効果的に管理できるようになります。リソースへアクセスするための条件は、IAM ポリシーを通じて指定可能です。ここで特定のリソースへのアクセスは、ポリシーの記述の一部として定義できます。 

タグ機能は、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド、フランクフルト)、およびアジアパシフィック (東京、シンガポール、ソウル、シドニー、ムンバイ) でご利用いただけます。Amazon Forecast のリソースにタグを追加または削除するには、AWS コンソール、CLI、または SDK を使用します。Amazon Forecast でタグを作成および使用する方法の詳細については、こちらをクリックしてください。AWS リソースでタグを使用するための一般的なベストプラクティスについては、AWS でのタグ付け戦略を参照してください。