投稿日: Jul 27, 2020
Amazon MQ は LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) をサポートするようになり、Microsoft Active Directory などのディレクトリサービスを使用して Amazon MQ ユーザーを認証および承認できるようになりました。LDAP サポートにより、Amazon MQ ブローカーの認証とアクセス制御が簡素化されます。これで、LDAP サーバーに保存されている認証情報を使用して Amazon MQ ユーザーを認証できます。また、Amazon MQ ユーザーを追加、削除、変更し、トピックとキューにアクセス許可を割り当てることもできます。
Amazon MQ は、クラウド内でメッセージブローカーの設定や運用を簡単に行えるようにしてくれる、Apache ActiveMQ 向けのマネージド型メッセージブローカーサービスです。メッセージブローカーではさまざまなソフトウェアシステムを使用して、情報のやり取りや交換を実行します。多くの場合、そのようなシステムではさまざまなプログラミング言語を多様なプラットフォームで使用します。Amazon MQ では、JMS、NMS、AMQP、STOMP、MQTT、WebSocket など、業界標準の API とプロトコルを使用してメッセージングを行うことができます。アプリケーション内のメッセージングコードを書き換える必要がないので、これらの規格を使用するあらゆるメッセージブローカーから Amazon MQ に簡単に移行できます。
Amazon MQ の LDAP サポートは、Amazon MQ が利用できるすべての AWS リージョンで追加料金なしでご利用いただけるようになりました。Amazon MQ の利用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、または AWS SDK を使用し、スループットを最適化したブローカーを数分で起動できます。詳細については、Amazon MQ 製品ページとデベロッパーガイドをご覧ください。