投稿日: Jul 29, 2020
HTTP 名前空間の使用の際、IP アドレスの代わりに EC2 インスタンス識別子を提供することで、AWS Cloud Map で Amazon EC2 インスタンスを登録できるようになりました。AWS Cloud Map は、クラウドリソース検出サービスです。AWS Cloud Map では、Amazon EC2 インスタンス、Amazon ECS タスク、Amazon S3 バケット、その他のクラウドリソースなどのアプリケーションリソースのカスタム名を定義できます。このため、アプリケーションが AWS SDK を介して、または認証済み API 呼び出しを行うことで、これらのカスタム名に関連付けられたクラウドリソースの場所とメタデータを検出できます。
以前は、Amazon EC2 インスタンスを AWS Cloud Map に登録するには、登録 API 呼び出しで IP アドレスを提供する必要がありました。IP アドレスの代わりに EC2 識別子を送信することで、AWS Cloud Map での Amazon EC2 インスタンスの登録が簡略化しました。AWS Cloud Map では、検出 API 呼び出し時に、登録済み Amazon EC2 インスタンスのプライベート IP アドレスを自動的に返します。
開始するには、AWS Cloud Map コンソールを使用して、HTTP 名前空間にあるサービスに Amazon EC2 インスタンスを登録できます。あるいは、AWS CLI、AWS CloudFormation、または AWS SDK を使用して、AWS_EC2_INSTANCE_ID パラメータと Amazon EC2 インスタンス識別子を AWS Cloud Map の RegisterInstance API 呼び出しに渡します。
AWS Cloud Map の詳細については、製品ページまたはドキュメントをご参照ください。AWS Cloud Map をご利用いただけるすべてのリージョンを確認するには、AWS リージョン表をご覧ください。