投稿日: Aug 13, 2020
(注: この投稿は、機能についての明確化を図るために 2021 年 2 月 23 日に更新されました)
AWS Lambda が Amazon Managed Streaming for Apache Kafka (Amazon MSK) をイベントソースとしてサポートするようになったため、ストリーミングデータを使用してサーバーレスアプリケーションを構築するための選択肢が増えました。顧客は、インフラストラクチャ管理を気にすることなく、Lambda 関数を使用して Apache Kafka の消費者向けアプリケーションを構築できます。Amazon MSK は、Apache Kafka をストリーミングデータの処理に使用するアプリケーションを簡単に構築および実行できようにする完全マネージド型のサービスです。
Lambda を使用すれば、Amazon Kinesis Data Streams または Amazon DynamoDB Stream からのデータストリームを簡単に処理できるようになります。これで、お客様は、Amazon MSK を使用して Apache Kafka トピックからトリガーされるアプリケーションを構築することもできるようになりました。メッセージには、最大 10,000 レコードからなるバッチ処理が実行され、複数のパーティションからのメッセージに対応が可能です (最大ペイロードサイズは 6 MB)。パーティション内のメッセージは、常に順番通りに処理されます。
開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、AWS SAM、または AWS SDK for Lambda を使用して、Lambda 関数のイベントソースとして Amazon MSK トピックを選択します。Lambda イベントソースとしての Amazon MSK は、AWS Lambda と Amazon MSK の両方が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。ただし、AWS 中国リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンは除きます。この機能の使用には、追加料金は必要ありません。Apache Kafka トピックによってトリガーされた Lambda 呼び出しの料金をお支払いいただきます。Lambda を使用した Apache Kafka の消費者向けアプリケーションの構築については、Lambda デベロッパーガイドをご覧ください。