投稿日: Sep 3, 2020
オープンソースコミュニティによる PostgreSQL データベースのアップデートに関する発表を受けて、Amazon Aurora(PostgreSQL 互換) がアップデートされ、PostgreSQL バージョン 11.8、10.13、および 9.6.18 が、すべてのリージョンでサポートされるようになりました。このリリースには、PostgreSQL コミュニティによるバグ修正と機能改善、PostgreSQL12 からの TLS サポートの改善が含まれています。
PostgreSQL 12 で追加された TLS サポートの改善点は、Aurora PostgreSQL 11.8 マイナーバージョンでご利用いただけるようになります。この拡張機能により、最小の SSL/TLS プロトコルバージョンを設定して、安全に接続できます。これは、TLS プロトコルの初期バージョン (v1 や v1.1 など) に既知のセキュリティ脆弱性があるため、ますます重要になってきています。
マイナーバージョンのアップグレードを開始するには、DB クラスターを手動で変更します。または、DB クラスターの作成あるいは変更時に、「自動マイナーバージョンアップグレード」オプションを有効にすることができます。これにより、新しいバージョンが Aurora PostgreSQL によりテストおよび承認された後、DB クラスターが自動的にアップグレードされます。この機能の詳細については、「PostgreSQL の自動マイナーバージョンアップグレード」をご参照ください。全体の詳細については、Aurora のドキュメントでご確認ください。
Amazon Aurora は、ハイエンドな商用データベースのパフォーマンスと可用性に、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性を兼ね備えています。Amazon Aurora は、一般的な PostgreSQL データベースと比べてパフォーマンスが最大 3 倍優れており、さらにより高いスケーラビリティ、耐久性、セキュリティを備えています。詳細については、Amazon Aurora 製品ページをご覧ください。Amazon Aurora PostgreSQL の使用を開始するには、使用開始ページをご覧ください。