投稿日: Nov 12, 2020
今後は、AWS Lambda 拡張機能を使用して、AWS Lambda 関数から直接、指定の送信先にログを送信できるようになります。AWS Lambda 拡張機能は Lambda にモニタリング、オブザーバビリティ、セキュリティ、およびガバナンスツールを統合するための新しい手法となり、本日より、次のプロバイダーにログを送信する拡張機能を利用できるようになります: Datadog、New Relic、Sumo Logic、Honeycomb、Lumigo、Coralogix。
Lambda 関数での問題のトラブルシューティングを実行しやすくするため、Lambda サービスは自動的にログを取得し、Amazon CloudWatch へ配信します。このストリームには、関数コード内で生成されたログのほか、呼び出しの一部として Lambda サービスによって生成されたログも含まれます。
ロギングエージェントなどの各種ツールのための拡張機能で、Lambda 実行環境から直接、ログストリームをサブスクライブする新しい AWS Lambda Runtime Logs API が使用できるようになります。サブスクリプションのリクエストを受領後、Lambda サービスがログを拡張機能に配信し、拡張機能がそれらを処理、フィルターし、任意の優先送信先へ送信できます。これにより、診断のため希望の拡張機能を使用するのがさらに便利になります。
Runtime Logs API は中国のリージョンを除き、AWS Lambda が利用可能なすべての商用リージョンで (プレビューにて) ご利用いただけます。詳細については、AWS リージョン表を参照してください。
Lambda コンソールまたは AWS CLI からレイヤーを使用することで、Runtime Logs API を使用する拡張機能をデプロイできます。CloudFormation、AWS サーバーレスアプリケーションモデル、Terraform などのコードツールとしてのインフラストラクチャを使用することもできます。AWS APN パートナーの拡張機能の使用を開始するには、利用開始のブログ記事に記載されているリンクをたどって拡張機能をインストールします。
独自の拡張機能を構築することもできます。Runtime Logs API を使用して拡張機能を構築する方法については、AWS Lambda デベロッパーガイドをご覧ください。