投稿日: Dec 16, 2020
AWS Organization のアカウントで、コストと使用状況レポートをセットアップできるようになりました。レポートには、そのアカウントの特定のコストと使用状況データが含まれています。これにより、コスト最適化イニシアチブのために、アカウントレベルでのインサイトを提供できます。管理アカウントを持つ人が、メンバーアカウントのコストと使用状況の、詳細なデータを生成するのに費やす時間を節約できます。
IAM のユーザーが メンバーアカウントで AWS のコストと使用状況レポートセットアップするには、管理アカウント (以前は「master」アカウントとされていましたが、Organizations で名前が変更されました。) をセットアップするのと同じパーミッションが必要です。メンバーアカウントのコストと使用状況レポートには、時間の詳細度、レポートの出力、出力先の S3 バケットなど、管理アカウントと同じ設定オプションがあります。管理アカウントでは AWS Organization 内のすべてのアカウントについてレポートし続けるのに対して、メンバーアカウントではそれぞれのアカウントのコストと使用状況のみをレポートするところが違います。
Organization でのコスト管理の効率化と最適化のアクティビティについて詳しくは、Cost & Usage Reports User Guide と Cost Management FAQs をごらんください。