投稿日: Dec 15, 2020
AWS は、規範的な学習プログラムを通して、AWS のサービスを使った IoT アプリケーションの構築を学ぶ簡単な方法である AWS IoT EduKit を導入しました。AWS IoT EduKit により、リファレンスハードウェアキットを一連の分かりやすいガイドおよびサンプルコードと組み合わせることで、学生から上級エンジニアや専門家のデベロッパーがエンドツーエンドの IoT アプリケーションを構築するハンズオン経験を得られます。詳細については、AWS IoT EduKit をご覧ください。
デベロッパーの方は、AWS パートナーである M5Stacks 社からリファレンスのハードウェアキットを購入することで利用を開始できます。リファレンスハードウェアキットには、コントロール用のタッチスクリーン、温度センサー、アクセロメーター、ジャイロセンサー、マイクなどの一般的な IoT センサーが含まれています。キットには、Espressif 社の ESP32 マイクロコントローラーが使用され、ハードウェアの信頼のルートを維持するために Microchip 社のセキュリティチップが内蔵されています。リファレンスハードウェアキットは、FreeRTOS、Arduino、MicroPython をサポートしています。そのためデベロッパーは、希望するソフトウェアフレームワークを IoT アプリケーション向けに選択できます。リファレンスハードウェアキットを購入するには、Amazon.com または M5Stack ストア にアクセスしてください。
ハードウェアキットを購入したら、入門ガイドにアクセスし、ステップに従って Espressif RainMaker モバイルアプリを電話にインストールしてください。Espressif RainMaker モバイルアプリで、AWS IoT EduKit のリファレンスハードウェアのコントロールと AWS IoT への接続が許可されます。次に、AWS IoT EduKit のウェブサイトで利用可能な無料プロジェクトのリストからプロジェクトを選択します。基本的なコネクテッドホームアプリケーションの構築から始めて、Amazon SageMaker Autopilot による機械学習モデルの実行や、Alexa Voice Service Integration for AWS IoT (AFI) による音声アシスト型スマートホームアプリケーションの構築に進みます。
詳細については、AWS IoT EduKit ページを参照してください。
2023 年 3 月 6 日をもって、AWS は AWS IoT EduKit のサポートを終了しました。AWS IoT EduKit のリファレンスハードウェアキットは、製造パートナーの M5Stack Technology Co., Ltd. によって製造および販売されており、今後も関心のあるユーザーにはキットと関連ソフトウェアとサポートが引き続き提供されます。