投稿日: Jan 14, 2021
Amplify DataStore では、最近の Amplify ライブラリのリリースでアプリデータのサブセットを選択して同期する機能とアプリデータをソートする機能が追加されました。DataStore は、フロントエンドのウェブおよびモバイルデベロッパーにオンラインであるかオフラインであるかに関係なく、データイベントの書き込み、読み取り、およびモニタリングを行い、クラウドとデバイス間でシームレスに同期できる一貫したオンデバイスストレージリポジトリを提供します。
DataStore のお客様は、アプリデータのサブセットだけ選択してをローカルデバイスと同期できるようになりました。選択型同期では、DataStore の同期をアプリユーザーごとにパーソナライズすることができます。例えば、曲名とジャンルを含むテーブルの場合、ユーザーが好きなジャンルの曲だけを同期できます。エンドユーザーが必要とするデータだけを同期することによって、デベロッパーはアプリのネットワークトラフィックも最適化することができます。マルチテナントアプリケーションを構築する場合、ログインユーザーの優先情報に基づいたデータだけを同期できます。選択型同期の機能は、ユーザーログインやログアウトなどのイベントに応じて、ランタイム時にすぐに再構成できます。コスト最適化の面では、(可能な場合に) クエリ予測をオペレーションに適用することによって選択型同期で DynamoDB インデックスを活用することができます。
Amplify DataStore を使用して、アプリデータを昇順または降順にソートすることもできます。データのソートを活用するためにアプリの GraphQL API スキーマを変更する必要はありません。すべてのソートオペレーションはローカルで処理され、DynamoDB のインデックスに関係なく、データモデルのすべてのフィールドで実行できます。