投稿日: Feb 3, 2021
Amazon CloudWatch を介して AWS Backup のメトリクスとイベントをモニタリングできるようになりました。AWS Backup で複数の AWS のサービスにわたってデータ保護を一元化および自動化できるので、規制に関するコンプライアンス要件をサポートし、ビジネス継続性の目標を実現できます。
現在サポートされている 8 つの AWS のサービスで、さまざまなジョブステータス (作成済み、実行中、完了、失敗など) にわたるバックアップ、コピー、および復元ジョブのメトリクスを追跡することにより、AWS Backup 全体のヘルスを CloudWatch でモニタリングできます。サポートされている AWS サービスは、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンス、Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) ボリューム、Amazon Relational Database Service (RDS) データベース (Amazon Aurora クラスターを含む)、Amazon DynamoDB テーブル、Amazon Elastic File System (EFS)、Amazon FSx for Lustre、Amazon FSx for Windows ファイルサーバー、および AWS Storage Gateway ボリュームです。障害が発生したジョブの通知を受け取るためのアラームを設定し、診断とバックアップポリシーの修正を迅速に行い、障害の拡大を防止することもできます。
さらに、CloudWatch Events を使用して、AWS Backup イベントの通知を受け取ることもできます。例えば、Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) または AWS Lambda を使用してイベント通知をセットアップし、構成エラーや潜在的な脅威を識別して対策を行うことができます。
AWS Backup メトリクスとイベントの使用は、CloudWatch コンソールCloudWatch CLI、または AWS SDK を使用して開始できます。AWS Backup と CloudWatch メトリクスおよびイベントの詳細については、ドキュメントを参照してください。この機能は、AWS Backup が提供されているすべての AWS リージョンで追加料金なしでご利用いただけます。