投稿日: Mar 30, 2021

API Gateway カスタムドメイン名の各パスセグメントを構成して、リクエストを異なる API にルーティングできるようになりました。マルチレベルのベースパスマッピングを使用すれば、パスベースの API バージョン管理を実装し、多くのセグメントを持つリクエストパスに従って API 間で API トラフィックを移行できます。

本日より、お客様は HTTP API と REST API の両方でカスタムドメイン名を設定し、/customers/orders/items などの複数のセグメントを持つベースパスを使用してリクエストを特定の API にルーティングすることができます。この機能により、顧客は API とリクエストパスの任意のセグメントとの間のマッピング通りに、リクエストを受信する API を制御できます。顧客は、パスベースのバージョン管理にマルチレベルのベースパスマッピングを使用できます。この場合、/customers/orders/v1/items に送信されたリクエストは、/customers/orders/v2/items に送信されたリクエストとは異なる API にルーティングされます。お客様は、この機能を使用して、モノリシックへの 1 つのパスでリクエストを送信し、複数のセグメントを持つ別のパスでリクエストを新しいマイクロサービスに送信することで、モノリシックアプリケーションをマイクロサービスに分解することもできます。

マルチレベルのベースパスマッピングに対する API Gateway サポートは、通常、API Gateway が利用可能なすべてのリージョンでご利用できます。API Gateway を利用できるリージョンを確認するには、AWS リージョン表をご覧ください。

マルチレベルのベースパスマッピングの詳細については、ドキュメントを参照してください。API Gateway の詳細については、製品ページをご覧ください。