投稿日: Mar 23, 2021
Amazon QuickSight は、カスタマイズされたツールチップを起動します。これにより、ダッシュボードリーダーはビジュアルから追加の洞察を得ることができます。カスタムツールチップにより、ビジュアルで既に利用できるものを超えて、より多くのディメンションとメトリクスを含む追加のコンテキストがビジュアルでご利用いただけます。ダッシュボードの作成者は、このようなツールチップを設定し、表示順序を並べ替え、ツールチップ内のフィールド名をカスタマイズできます。ツールチップの詳細については、
こちらを参照してください。
さらに、Amazon QuickSight は、異常検出の機能強化を導入しています。異常検出は、時系列のメトリクス (例えば、店舗、SKU、製品カテゴリ別の売上、およびこれらのフィールドのすべての組み合わせ) を監視することにより、データを観察できない場合でも目配りするのに役立ちます。何らかの異常を検出すると、通知を行い、お客様の注意を要する場合があります。本日のリリースで、他のすべてのフィールドごとに分類されたメトリクスに加えて、「トップレベルのメトリクス」 (上記の例では経時的な売上) を追加で監視できるようになりました。この追加レベルのモニタリングにより、QuickSight は、詳細だけでなく、データの全体像も観察するのに役立ちます。詳細については、
こちらをご覧ください。
QuickSight のその他の追加機能には、右上のアカウントメニューからダッシュボードのリーダーと作成者にアカウント名を表示することなどがあります。これにより、複数のアカウント (ベータアカウントや本番アカウントなど) を使用しているときに、現在ログインしている QuickSight アカウントを知ることができます。最後に、ダッシュボードリーダーは、ナビゲーションアクションを設定して、フィルターを適用せずに送信先シートにフィールドのすべての値を含める必要があるシナリオで、パラメータをすべての値に設定できるようになりました。
上記の機能は、サポートされているすべてのリージョン (米国東部 (バージニア北部およびオハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン)、アジアパシフィック (ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、および米国西部 (GovCloud)) において、Standard エディションと Enterprise エディションの両方でご利用いただけます。