投稿日: Mar 23, 2021
Amazon Relational Database Service (RDS) for MariaDB が、米国西部 (北カリフォルニア)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、および欧州 (ロンドン) の追加リージョンで AWS Graviton2 ベースのデータベースインスタンスをサポートするようになりました。Graviton2 インスタンスは、データベースエンジン、バージョン、およびワークロードに応じて、RDS オープンソースデータベースの同等の現世代の x86 ベースのインスタンスと比較して、最大 35% のパフォーマンスの向上と最大 52% の料金/パフォーマンスの向上を提供します。
お使いのインスタンスで MariaDB10.5.8 の RDS などの Graviton2 をサポートするメジャーバージョンを使用している場合は、AWS マネジメントコンソールまたは AWS CLI を使用してインスタンスタイプを R6g または M6g に変更することで Graviton2 に移行できます。インスタンスは引き続き通常どおり機能し、Graviton2 ベースの RDS インスタンスに接続するためにアプリケーションコードを変更する必要はありません。詳細については、RDS ユーザーガイドを参照してください。
このリージョンの拡張により、M6g および R6g データベースインスタンスは、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン、北カリフォルニア)、カナダ (中部)、欧州 (アイルランド、フランクフルト、ロンドン)、南米 (サンパウロ)、およびアジアパシフィック (ムンバイ、シンガポール、シドニー、東京) リージョンの Amazon RDS でご利用いただけるようになりました。
Graviton2 の詳細については、AWS で VP を務め、Distinguished Engineer でもある James Hamilton の動画で、AWS Graviton2 とオープンソースデータベースに関する解説をご覧ください。料金および利用できるリージョンの一覧については、Amazon RDS Graviton2 の料金ページを参照してください。Amazon RDS マネジメントコンソールで、または AWS CLI を使用して、Amazon RDS for MariaDB の新しい Graviton2 インスタンスを起動できます。