投稿日: Mar 4, 2021
AWS Step Functions は、AWS Toolkit for Visual Studio Code 内およびAWS CloudFormation 内で YAML ステートマシン定義のサポートを開始しました。これにより、Infrastructure as Code と同じ言語でワークフローを定義できるようになりました。
AWS Step Functions は、AWS Lambda、Amazon SNS、Amazon DynamoDB などの AWS のサービスを利用し、回復力のあるサーバーレスワークフローを構築することを可能にします。AWS Toolkit for Visual Studio Code は、Visual Studio Code 用のオープンソースプラグインで、アマゾン ウェブ サービス上でのアプリケーションの作成、デバッグ、デプロイを容易にします。AWS CloudFormation を使用することにより、ステートマシンなどの AWS リソースを Infrastructure as Code として簡単にモデル化できます。また、YAML と JSON オブジェクト形式の両方を使用して Step Functions ステートマシンベースのワークフローを定義、視覚化、およびデプロイできるようになりました。これにより、ワークフローの構築方法をより柔軟に選択できるようになりました。
AWS Toolkit for Visual Studio Code 内において、定義の記述をサポートするために、YAML でステートマシン定義を記述および視覚化し、コードスニペット、リンティング、およびコード補完機能を使用できるようになりました。また、YAML ステートマシン定義内にコメントを追加して、閲覧者にとって有益なコンテキストを追加することもできます。AWS CloudFormation テンプレート内で、新しい「Definition」パラメータを使用してステートマシンをインラインで定義できるようになりました。これにより、テンプレートの言語でステートマシンを定義できます。JSON または YAML ステートマシンを S3 バケットに配置し、CloudFormation テンプレートからファイルを参照して、コードのパーティション分割を容易にすることもできます。
AWS Toolkit for Visual Studio Code をインストールし、最初の YAML ステートマシンを構築することから始めることができます。その後、CloudFormation テンプレートを使用して、テンプレートに直接、または S3 に保存されたファイルとして、ステートマシンをデプロイできます。この機能は、AWS Step Functions が利用可能なすべてのリージョンでご利用いただけます。詳細については、AWS リージョン表をご参照ください。
AWS Step Functions の YAML ツールサポートの詳細については、AWS Toolkit for Visual Studio Code のドキュメントと当社の開発オプションをご覧ください。