投稿日: Mar 9, 2021
AWS が提供するサービスである CloudEndure Migration と CloudEndure Disaster Recovery を使用すると、アプリケーションを任意のソースから直接 AWS Outposts に、または AWS Outposts デバイス間で、移行、レプリケート、および回復できるようになりました。これにより、レイテンシーの短縮、パフォーマンスの向上、およびコストの削減を実現できます。これまでは、レプリケートされたデータは、AWS Outposts デバイスの EBS ボリュームにコピーされる前に、パブリック AWS リージョンに転送して保存する必要がありました。これにより、カットオーバーおよび回復にかかる時間が長くなり、データ所在地に関する問題も発生していました。
CloudEndure サービスが新たに開始した EBS Local Snapshots on AWS Outposts のサポートは、低レイテンシー、ローカルデータ処理、または規制、契約、もしくは情報セキュリティ上の理由から、データとバックアップを特定の国、州、もしくは自治体に保存することを要求するデータ所在地ポリシーの遵守のために、アプリケーションをオンプレミスで実行する必要があるユーザーを対象としています。
CloudEndure Migration が AWS Outposts との間でのレプリケーション、および AWS Outposts 間でのレプリケーションをサポートするようになったため、データセンターでの運用を継続しながら、互換性の問題なしにアプリケーションを AWS ネイティブ形式に迅速にリフトアンドシフトできます。
CloudEndure Disaster Recovery が AWS Outposts をサポートするようになったため、AWS Outposts デバイスにレプリケートしてフェイルオーバーすることで、オンプレミスアプリケーションの回復力を高めることができます。今後は、パブリック AWS リージョンにフェイルオーバーする必要はありません。さらに、AWS Outposts デバイスで既にアプリケーションを実行している場合は、2 つの AWS Outposts デバイス間でレプリケートおよびフェイルオーバーできます。
この新機能は、 AWS Outposts と CloudEndure サービスが利用可能なすべての AWS リージョンでサポートされています。
詳細については、CloudEndure Migration または CloudEndure Disaster Recovery の製品ページにアクセスしてください。AWS Outpostsで CloudEndure サービスを使用する方法に関する技術情報については、この CloudEndure ドキュメントページにアクセスしてください。