投稿日: Apr 29, 2021
フルマネージドのクラウドデータウェアハウスである Amazon Redshift は、Recursive Common Table Expression (CTE) のサポートを追加しました。本日より、Redshift クラスターで Recursive CTE を使用して、従業員による他の従業員 (マネージャー) への報告ルートを記載した組織図や、製品が多くのコンポーネントで構成されているマルチレベルの製品注文 (これは、順番に他のコンポーネントを構成します) などの階層データをクエリできます。
Recursive CTE は、それ自体を参照する一般的なテーブル式です。Recursive CTE を使用するには、最初に再帰の初期セットである結果セットを返す SELECT サブクエリ (「Anchor Clause」) を定義し、次に FROM 句で CTE 名を参照する別の SELECT サブクエリ (「Recursive Clause」) を定義します。これにより、Recursive Clause には、それ自体の実行を終了する WHERE 句が含まれるようになります。
使用を開始して Recursive CTE の詳細を確認するには、ドキュメントにアクセスしてください。
Recursive CTE サポートは、すべての商用リージョンで利用可能になりました。Amazon Redshift を利用できるリージョンについては、AWS リージョン表をご覧ください。