投稿日: Apr 30, 2021
AWS IoT SiteWise は線形補間のサポートを開始しました。これにより、お客様は時系列データで欠けているデータポイントの値を推定および取得できるようになりました。
時系列データにおいて、特定の時点の値が欠けている場合、線形補間 API を使用して、それらの欠けているデータポイントの値を推定および取得できます。線形補間 API は、生データに欠けている値やギャップがある場合でも、均一にサンプリングされたデータを取得するのに役立ちます。線形補間 API を使用するのに必要なのは、AWS IoT SiteWise アセットプロパティ、時間範囲、および取得するデータのサンプリング頻度を指定することだけです。API は、指定されたクエリパラメータを満たすデータポイントを返します。
お客様は、欠けているデータポイントの値を埋めること、均一にサンプリングされたデータを取得して、他のデータソースからの均一にサンプリングされたデータと結合すること、データをダウンサンプリングしてダッシュボードのパフォーマンスを向上させたり、データ取得コストを削減したりすることなど、さまざまなユースケースで補間 API を使用できます。ユースケースの例として、お客様は補間 API を使用して、特定の週の機器 (ポンプなど) の 1 時間ごとの測定データ (温度など) を取得し、他のデータソース (ERP のシフト/スケジュールデータなど) からの 1 時間ごとのデータと結合して、カスタム分析オペレーションを実行できます。
API パラメータとリクエストおよびレスポンスの構文の詳細については、GetInterpolatedAssetPropertyValues API のリファレンスページをご参照ください。
AWS IoT SiteWise は、産業機器からのデータの大規模な収集、保存、整理、およびモニタリングを実行するためのマネージドサービスです。詳細については、AWS IoT SiteWise ウェブサイトまたはデベロッパーガイドをご覧ください。