投稿日: May 18, 2021
IoT デバイスを検証するための完全マネージド型クラウドベーステスト機能である AWS IoT Core Device Advisor の、us-east-1、us-west-2、eu-west-1、および ap-northeast-1 の各リージョンでの一般提供が開始されました。これにより、デベロッパーは Device Advisor から提供される事前構築されたテストを使用して、その IoT デバイスが AWS IoT Core との信頼性の高いセキュアな接続のためのベストプラクティスを実装していることを検証できるようになります。Device Advisor の事前構築されたテストは、デベロッパーが TLS、MQTT、Device Shadow、および IoT ジョブ の使用に対するベストプラクティスに照らしてデバイスソフトウェアをすばやく検証するために役立ち、その結果、開発、テスト、およびデプロイのコストと時間が削減されます。
AWS IoT Core への接続のために構築されたデバイスなら、どれでも Device Advisor を活用することができます。デベロッパーは、数回クリックするだけでデバイスを AWS クラウド内にある Device Advisor のテストエンドポイントに接続して、デバイスのテストを開始できます。デベロッパーは、MQTT 再接続用のテストを使用することによって、予期しない接続解除後に IoT デバイスが再接続できないなどの一般的なデバイスソフトウェア問題を特定することができます。デベロッパーは、Amazon CloudWatch の詳細なログを取得して、デバイスを本番環境にデプロイする前の開発およびテストサイクル中に、問題をトラブルシューティングして修正することができます。Device Advisor は、署名付きの認定レポートも提供します。このレポートは、ハードウェアパートナーが、AWS Partner Device Catalog への掲載のためのデバイスの認定に使用することができます。 Espressif および Eurotech は、AWS Partner Device Catalog への掲載のために、Device Advisor を使用してそれらの ESP32-C3-DevKitM-1、ESP32-C3-DevKitC-02、および BoltGATE-20-31-Multi-Service-IoT-Edge-Gateway デバイスを認定した最初のハードウェアパートナーです。
Device Advisor の使用に追加料金は発生しませんが、お客様は、そのテストの一環としての AWS の使用 (AWS IoT Core の使用など) に関連するすべてのコストを負担することになります。詳細については、AWS IoT Core の料金ページをご覧ください。詳細を確認し、使用を開始するには、Device Advisor の概要ページ、技術ドキュメント、およびブログを参照してください。