投稿日: Jun 29, 2021
AWS Elemental MediaConvert に、HDR10+ メタデータ用の解析とその挿入に関するサポートが追加されました。HDR10+ は HDR ビデオを拡張するためのテクノロジーです。この技術では、表示デバイスが動画のシーンごとに画質を自動調整するための、動的な色彩メタデータが使用されます。 今後、MediaConvert を使用するユーザーは、HDR10 コンテンツ上での HDR10+ のための解析オプションが選択できるようになり、その結果のメタデータをエンコード済み出力に挿入し、HDR10+ 対応のデバイスを機能させることができるようになります。このメタデータは、基本の HDR10 メタデータに対する拡張レイヤーとなるもので、HDR10 準拠のデバイスに対する下位互換性も備えています。
HDR10+ HEVC コンテンツの生成に MediaConvert を使用することで、標準の HDR10 対応と HDR10+ 対応の両タイプのディスプレイに互換性を持つ、単一的なアセットが提供されます。HDR10+ は、プロフェッショナル層でのアドオン機能として利用が可能であり、同時に HEVC ビデオコーデックとの互換性も備えています。料金の詳細については、MediaConvert 料金ページでご確認ください。
AWS Elemental MediaConvert を使用する動画プロバイダーは、任意の規模のコンテンツライブラリにおいて、ブロードキャストおよびマルチスクリーン配信用のオンデマンドコンテンツを簡単かつ確実にトランスコードできます。MediaConvert は単独で機能する他に、AWS Media Services の一部としても機能します。AWS Media Services はクラウドベースのワークフロー基盤を構成する一連のサービスであり、動画の転送、トランスコード、パッケージ化、配信に必要な機能を提供します。
AWS Elemental MediaConvert が利用できる AWS リージョンの一覧については、AWS リージョン表を参照してください。詳細については、MediaConvert 製品ページを参照してください。