投稿日: Jul 2, 2021
Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) マネージド型ノードグループで、複数ノードの並列アップグレードがサポートされるようになりました。
EKS マネージド型ノードグループで、ワーカーノードのプロビジョニングとライフサイクル管理が自動化され、可用性が高く安全な Kubernetes クラスターを実行することが容易になるので、クラスター内のノードを追加および更新するために複数の AWS のサービスを選択または設定する必要がなくなります。アップグレードのプロセスでは、マネージド型ノードグループに新しいノードが追加され、実行中のアプリケーションの中断をできるだけ少なくするために古いノードのコードンおよびドレインが行われます。
従来は、このアップグレードプロセスは一度に 1 ノードだけで行われていました。これにより、アプリケーションの中断は最小にできましたが、ノードグループが大きいほど時間がかかっていました。今回、一度にアップグレードできるノードの数を設定できるようになり、アプリケーションの耐障害性が高いクラスターほど、ノードグループのアップグレードで時間短縮の利点を得られるようになりました。
EKS マネージド型ノードグループの並列アップグレードは、既存でも新規作成でもすべてのマネージド型ノードグループで行うことができます。使用を開始するには、Amazon EKS のドキュメントを参照してください。