投稿日: Jul 9, 2021
Amazon Fraud Detector に、新しい不正検出機械学習 (ML) モデルごとにモデル変数の重要度の値が含まれるようになり、モデルのパフォーマンスに関するより多くのインサイトをお客様に提供できるようになりました。
Fraud Detector は、偽アカウントの作成やオンライン決済詐欺といった、不正の疑いのあるオンライン活動を簡単に特定できるフルマネージドサービスです。内部で ML を使用し、Amazon の 20 年以上かけて蓄積してきた不正検出の専門知識に基づいて、Fraud Detector は、潜在的な不正行為をミリ秒単位で自動的に識別します。ML の専門知識は必要ありません。Fraud Detector は、それぞれのお客様に固有のビジネスに基づいてすべての ML モデルをカスタマイズします。
モデル変数の重要度により、Fraud Detector は、モデルのパフォーマンスに対する相対的な重要度に基づいて、モデル入力のランク付けされたリストを示せるようになりました。この情報は、お客様が ML モデルをよりよく理解するのに役立ち、モデルのパフォーマンスを繰り返し改善するのを容易にします。例えば、モデルのパフォーマンスが IP アドレスによって決定されることに気付いた場合、モデルに他の IP アドレス関連の属性を含めることができます。モデル変数の重要度の値は、すべての新しい Fraud Detector モデルに含まれており、AWS コンソール、AWS CLI、および AWS SDK を介してアクセスできます。追加費用は発生しません。
モデル変数の重要度機能は、Fraud Detector が提供されている米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー) といった AWS の各リージョンで現在ご利用いただけます詳細については、Fraud Detector のユーザーガイドを参照してください。