投稿日: Aug 4, 2021
本日、Amazon Transcribe Call Analytics を発表します。これは、企業がカスタマーエクスペリエンスとエージェントの生産性を向上できるようにする新しい機械学習 (ML) を利用した会話インサイト API です。Transcribe Call Analytics API を使用すると、通話の録音を分析して、ターンバイターン方式の通話トランスクリプトと実用的なインサイトを得ることができます。企業は、顧客とエージェントのやり取りをよりよく理解し、一定の傾向が見られる問題を特定し、パフォーマンスメトリクスを追跡できます。API は、カスタマーサービスとセールスコールを理解するために特別にトレーニングされた強力な音声テキスト処理モデルと自然言語処理 (NLP) モデルを組み合わせたものです。Transcribe Call Analytics を使用すると、デベロッパーや独立系ソフトウェアベンダー (ISV) は、ML の専門知識を必要とせずに、アプリケーションに通話分析を追加できます。
Transcribe Call Analytics を使用すると、企業は、顧客やエージェントの感情、通話の理由、非通話時間、中断、声量、会話の速度を含む会話特性などの貴重なインテリジェンスを取得できます。自動通話分類機能を使用して、キーワード/フレーズ、感情、および非通話時間に基づいて会話にタグを付けることもできます。会話には、名前、住所、クレジットカード番号、社会保障番号などの機密性の高い顧客データが含まれることがよくあります。Transcribe Call Analytics は、音声とテキストの両方からこの情報を識別してマスキングするのに役立ちます。すべての API 出力は、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットでご利用いただけます。
Amazon Transcribe Call Analytics API では、通話時間数 (分) に基づいて、使用した分だけ料金をお支払いいただきます。前払い、長期契約、最低月額料金は不要です。 詳細については、Transcribe の料金ページをご覧ください。
詳細については、ブログ (Extracting Insights from Customer Conversations with Amazon Transcribe Call Analytics) をチェックするか、Amazon Transcribe Call Analytics ドキュメントをご覧ください。ターンキー通話分析ソリューションについては、いずれかの AWS Contact Center Intelligence (CCI) パートナーまでお問い合わせください。