投稿日: Aug 24, 2021
保持メッセージは、将来の購読者のためにトピックの最新の重要メッセージを簡単に保存する方法を提供する、標準 MQTT 機能です。AWS IoT Core では、いつオンラインになるかを正確に知ることなく、保持メッセージを使用して構成情報やデバイスへの重要な更新を簡単にプッシュできます。
保持フラグセットでメッセージを公開する場合、そのトピックを購読している現在のすべての購読者は、通常のメッセージを受け取りますが、AWS IoT Core はメッセージを保存して将来的な購読者に自動的に送信します。結果として、デバイスがオンラインのときに、メッセージを受け取ったことを確認するためのトラッキングの心配をする必要はありません。また、次の公開メッセージを待たせることもありません。
AWS IoT Device SDKs または独自の MQTT 3.1.1 準拠クライアントを使用して保持メッセージを公開できます。あるいは、AWS CLI を介して HTTP APIs を使用し、保持メッセージを公開、取得、検索することができます。さらに、AWS IoT Core コンソールの保持メッセージページからアカウントの保持メッセージを閲覧および管理できます。このページには、保持メッセージのある MQTT トピックのページ番号リストがあります。また、これにより、特定の MQTT トピックの保持メッセージを検索、更新、削除することができます。
保持メッセージ機能は、AWS IoT Core が利用可能なすべての AWS リージョンでサポートされています。詳細は MQTT 保持メッセージ資料をご覧ください。AWS IoT Core についての情報は、製品ページをご覧ください。